「バルブを使いたいけど種類がありすぎてわからない!」というお話をよく聞くため簡単ではありますが、バルブの特長をまとめました。少し筆者の主観が入っているかもしれません。ご使用時は各メーカーにご自分の用途に合うバルブか確認の上ご使用ください。
ベローズバルブって、真空の現場では一番よく見かけるタイプですね。ポンプとチャンバーの間とか、配管のあちこちに使われています。
ボールバルブは、どっちかというと低真空の領域でよく使われます。工場の配管ラインなんかによくありますね。
ゲートバルブは、「大きく開ける」「しっかり閉じる」っていうのが得意なバルブです。
これはターボ分子ポンプの直上とかに使われることが多いバルブです。排気量を調整するために設置されます。
バタフライと似たような用途で使われるんですが、ちょっとお高めなバルブです。
真空を引いたあとにガスを入れたいときに使うのがこのバルブです。
こちらは名前のとおり、少しずつガスを入れたいときに使います。
これは少しややこしいんですが、大気を入れたいときに使うことが多いバルブです。
アイソレイトバルブは、真空系統を完全に分離したいときに使うバルブです。
ソレノイドバルブは、電気信号で自動的に開閉できるバルブです。真空装置の自動化には欠かせません。