お客様の事例

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サニタリー系 2011.09

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クランプの“ゆるみ”が皆無に!?

“容易な装脱着性”と“耐振動性”を兼ね備えたクランプがあった!

総合食品メーカーA社は、出荷後のある菓子製品において「異物混入」が発覚したため、全品回収に踏み切る事態となりました。幸い状況が軽微だったことから大々的な騒ぎには発展せず、企業イメージの低下も最小限に抑えられました。しかし莫大な回収コストや見込み売上の損失などは避けられません。品質管理・衛生管理には一貫して細心の注意を払っており、人の手を極力介さないフルオートメーションの製造ラインに加え、最新の検査装置も導入していました。
「では、なぜ事故は起きたのか?」異物は小麦粉ペーストの中に入り込んでいたため、調査対象は生地の混合・攪拌工程に絞り込まれました。しかし、この工程は密封されたマシン内部で行われているため、外部から異物が混入する余地はないはずです。

課題

原因はクランプのゆるみ?振動とネジの磨耗が
落とし穴に・・・

同社の配管接続は、装脱着の利便性を高めるためクランプを採用していました。配管部分において、大容量かつ粘性の強い流動体を流すために生じる大きな振動によりクランプの“ゆるみ”が発生し、わずかながら攪拌マシンと配管のつなぎ目が露出していたのです。また、このクランプは12時間おきの清掃・点検のたびに装脱着が繰り返されるため、締め付け用のネジが摩耗しており、締め付け力が弱くなっていた事も原因のひとつである事が分かりました。調査の結果、配管内部を流動体が高速で通過する際に起きる“吸気作用”によって、この隙間から微量の異物が混入する可能性があることが分かったのです。

課題のポイント
1
「異物混入」により、莫大な回収コストや見込み売上の損失が発生
2
クランプの“ゆるみ”によって配管のつなぎ目が露出し、異物混入の元凶に
3
大きな振動負荷と装脱着の繰り返しによるネジの摩耗が、“ゆるみ”の引き金に
解決
解決のポイント
1
クランプの自然な“ゆるみ”が皆無になったことで、
「異物混入」リスクの一端を最小化
2
「複数リンク構造」のチェーンクランプ採用により、
強い振動でも“ゆるみ”を完全防止
3
「わずか10秒足らず」の容易な装脱着性により、清掃時のライン停止時間を短縮
4
度重なる装脱着でもネジ山が磨耗せず、“ゆるみ”防止をさらに強固に

強い耐振動性とわずか10秒の装脱着がポイントに

容易な装脱着性と耐振動性に優れているスイスのEVAC社製クランプに強い興味を持ったA社は、さっそくこの「チェーンクランプ」を用いて、性能の検証を行いました。
耐振動性が高い理由は、そのユニークな形状にありました。ヘルールを複数のリンク部分によって押さえ込むことで、振動を分散させネジにかかる負担を軽減し、強い振動が続いても自然の“ゆるみ”が発生しない作りになっています。さらに、従来のクランプと変わらないわずか10秒程度で装脱着する事もポイントになりました。
現在、同社の導入から1年が経過しましたが、いまだかつて一度も、自然な“ゆるみ”が発生したことはなく、「異物混入」リスクの一端を最小化することに成功しました。さらに、クランプの摩耗による定期的な交換が不要になったことや装脱着が容易になったことは、維持コストの削減および清掃時のライン停止時間短縮という副次的な効果も生み出しています。

この課題を解決した製品はこちら

サニタリー用配管部品 sTeRlc clamp™
シーリングが容易で装脱着性に優れているため、ボルトフランジを頻繁に洗浄するサニタリー工場に最適です。また、シール性も通常のクランプと比較し、各段に上がるため信頼性が求められる製薬工場などにも最適です。

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